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『筆旅 浅草』に掲載されている名所や名物などについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。江戸情緒溢れる浅草の見どころを、ぜひチェックしてみてください。
・浅草寺 ・雷門 ・人力車 ・仲見世 ・人形焼(木村屋本店) ・おみくじ ・お水舎 ・浅草寺から見える風景(地蔵尊と東京スカイツリー) ・すきやき(浅草今半) ・和雑貨(仲見世でお土産さがし) ・ほおずき市 ・隅田川花火大会 ・隅田川の水上バスと屋形船
◆作家・花城祐子先生が感じる浅草の魅力
「わたしは以前、浅草で絵手紙教室を受け持っていたことがありました。そのお教室をきっかけに浅草で出会った方々は、人情味あふれるあたたかみのある方ばかりでした。いつでも受け入れてくれるような、そんな雰囲気を今回のロケでも感じましたね。にぎやかで義理堅い江戸っ子の雰囲気が伝わればうれしく思います」
7世紀に創建された東京最古の仏教寺院である浅草寺。628年に、ある兄弟が隅田川から観音像をすくいあげ、その観音像を祀るためにつくられたのが浅草寺だといわれています。境内には、雷門や仲見世、本堂などさまざまな見どころがあります。年間を通して季節ごとの行事が行われてるので、四季折々さまざまな雰囲気を楽しめます。
住所:東京都台東区浅草2-3-1
諸堂の開堂時間:6:00〜17:00(10月〜3月は6:30開堂)
アクセス:東武スカイツリーライン 浅草駅より徒歩5分/東京メトロ銀座線 浅草駅より徒歩5分/つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩5分/都営地下鉄浅草線 浅草駅A4出口より徒歩5分
浅草寺 Website
©️Sensoji Temple
浅草駅から浅草寺に向かうと最初に見えてくるのが、浅草寺の総門である雷門です。大きな赤提灯とともに浅草のランドマークのひとつとして知られています。
雷門の両側には、風神(風を司る神)と雷神(雷を司る神)の二神が、お寺の守り神として祀られています。
プロにガイドをお願いしたいときは、人力車がおすすめです。人力車は交通手段のひとつとして17世紀頃に日本で発明されたそうですが、現在は主に観光のために使われています。
車夫がとっておきの見どころを案内してくれたり、写真を撮ってくれたりするので、浅草を存分に楽しめます。
【浅草で利用できる人力車の主な店舗】
・えびす屋 浅草店
・時代屋
仲見世は、日本で最も古い商店街のひとつです。雷門から宝蔵門まで続く約250メートルの商店街には、約90の店舗が立ち並びます。雷門を抜けて仲見世を歩くとすぐに感じるのは、活気あふれる雰囲気。お気に入りのお土産を見つけたり、昔ながらの和菓子を食べたり、下町の雰囲気を満喫できます。
昔ながらの和菓子「人形焼」は、浅草で人気のお土産のひとつ。店舗によってさまざまな形の人形焼がありますが、浅草で最も古い人形焼店「木村屋本店」(1868年創業)では、五重塔、提灯、雷様、鳩の形の4つの形がつくられています。浅草寺・宝蔵門の目の前にある店舗では、焼きたての人形焼が購入できるので、いつも多くの人で賑わっています。
【木村屋本店】
時間:9:00〜18:00頃
アクセス:雷門から浅草寺本堂へ向かって仲見世通りをまっすぐ直進。宝蔵門手前の右角にあるお店が「木村屋本店」です。
木村屋本店 Website
国内のみならず海外の方にも人気があるおみくじ。浅草寺のおみくじのやり方をご紹介します。まず木の棒が入ったおみくじ箱を振り、中から1本取り出します。その棒に書いてある数字と同じ番号が書かれた引き出しから、おみくじの紙を1枚取り出します。良い運であれば持ち帰り、悪ければ近くにある棒にくくりつけて。
水で身を清める場所を、浅草寺ではお水舎(おみずや)といいます。本堂をお参りする前には、お水舎で手や口を洗い、身を清めましょう。ここには、水を司る龍神の像や海の力の象徴である龍の像が祀られています。
浅草寺には、さまざまな建物や仏像があります。そのひとつが、平和を祈願して1949年につくられた「平和地蔵尊」。背後には、2012年にオープンした世界最高の高さを誇る新しいランドマーク、東京スカイツリーが見えます。新旧が入り混じるそんな風景も、浅草の見どころのひとつです。
※東京スカイツリー・スカイツリーは、東武鉄道(株)および東武タワースカイツリー(株)の登録商標です。
浅草で外せない食事のひとつ、すきやき。浅草には数々の老舗店がありますが、その中でも特におすすめしたいのが浅草今半です。仲居さんが自分の目の前で、厳選された素材を鍋に入れて準備をしてくれるので、特別感も感じられます。
【浅草今半 国際通り本店】
住所:東京都台東区西浅草3-1-12
時間:11:30~21:30(ラストオーダー20:30)年中無休
アクセス:つくばエクスプレス 浅草駅A2出口より徒歩0分/東京メトロ銀座線 田原町駅3番出口より徒歩5分/東武線 浅草駅松屋出口より徒歩10分/都営浅草線 浅草駅A4出口より徒歩12分
浅草今半 Website
仲見世には、伝統工芸品を扱っている店や和菓子店など、さまざまな種類の店舗が軒を連ねます。食べ歩きは禁止されていますが、イートインスペースのある店舗も多いので観光しながらお腹も満たせます。仲見世を堪能したい方は、ぜひ時間に余裕を持ってお出かけください。
ほおずき市は江戸時代から続く有名なお祭りで、毎年7月9日・10日に浅草寺境内で開催されます。この日にお参りをすると、46,000日分(およそ126年分)の功德があるのだそう。境内にはほおずきを売る露店が100以上並び、朝から晩まで多くの参拝者で賑わう夏の風物詩のひとつです。
【ほおずき市の概要】
場所:浅草寺(東京都台東区浅草2-3-1)
開催日:7月9日・10日
時間:8:00〜21:00頃
7月に開催される人気のイベントのひとつ「隅田川花火大会」の由来は、江戸時代に遡ります。当時の将軍徳川吉宗は、大飢饉や疫病で亡くなった人々の慰霊と悪病退散を祈り、隅田川で水神祭を行いました。そのときに花火を打ち上げたことが、現在の「隅田川花火大会」の起源だといわれています。現在は、より多くの人が楽しめるようにと2か所から、合計約2万発の花火が打ち上げられます。
【隅田川花火大会の概要】
開催日:通常7月の最終土曜日
打ち上げ時間:約90分(19:00〜20:00頃)
場所(第一会場):桜橋下流〜言問橋上流・地下鉄浅草駅より約15分
場所(第二会場):駒形橋下流〜厩橋上流・地下鉄蔵前駅より約5分
東京の雰囲気を味わいたいときには、隅田川から水上バスに乗るのもおすすめです。下町やビル街など、さまざまな東京の顔を船から見るのもまた一興。また、浅草駅近くには「屋形船」の乗船場もあります。船上で食事を楽んだり日本文化を体験したり、非日常的な体験ができます。
【浅草から乗船できる水上バス「東京都観光汽船」の情報】
乗り場:東京都台東区花川戸1-1-1
アクセス:東京メトロ銀座線 浅草駅より徒歩1分/東武伊勢崎線 浅草駅より徒歩1分/都営地下鉄 浅草駅より徒歩3分
東京都観光汽船 Website
【浅草から乗船できる屋形船の主な店舗】
・船宿 釣新
・駒形
・船宿 あみ達
・晴海屋
『筆旅 浅草』
この記事で紹介した浅草の魅力は、『筆旅 浅草』に描かれています。
浅草の名所や名物を集めた、下町風情たっぷりの1冊です。
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『筆旅 鎌倉』
鶴岡八幡宮や鎌倉大仏などの歴史的建造物や海岸で眺める夕日など、名所が盛りだくさんの『筆旅 鎌倉』には、鎌倉エリアらしいゆったりとした雰囲気が漂います。
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『筆旅 日光』
世界遺産に登録されている日光の社寺をはじめ、華厳の滝などの雄大な自然や知る人ぞ知る化け地蔵など、日光の魅力を再発見できるような『筆旅 日光』。色彩豊かな日光の美しい景観が描かれています。
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